Pain Live Symposium in 県央に参加しました。

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厚木で開催され、鈴木龍太先生(鶴巻温泉病院)に座長をして頂き、神経障害性疼痛の講演をして来ました。今西剛史先生(鶴巻温泉病院)の座長で、酒井大輔先生(東海大学整形外科)の講演を拝聴させて頂きました。

鈴木先生と今西先生は、前所属施設(湘南鎌倉総合病院〜東海大学)から現在まで10年以上にわたりお世話になっている先生方です。鶴巻温泉病院は全国有数のリハビリテーションの病院です。酒井先生は、2019年に神経障害性疼痛の原因であった腰椎椎間板ヘルニアの手術をして頂いた先生で、まさに小生の主治医とも言える先生です。

最先端の再生医療の講演もあり勉強になりました。コロナも第五類に移行し、非常に豪華メンバーが集まり、ディスカッションできて幸せでした。

神経障害性疼痛とは、神経系が損傷または機能不全になった結果として発生する特殊な種類の痛みです。さまざまな状況や疾患によって神経が損傷されたときに起こります。

神経障害性疼痛は通常、刺すような感じ、痺れ、麻痺、過敏性、痛みの感覚異常(つまり、通常は痛みを引き起こさない刺激が痛みを引き起こす)などの症状があります。また、痛みは定位が難しく、持続的であったり、突然発生することもあります。

この種の疼痛の管理は、他の種類の疼痛とは異なります。一部の鎮痛剤は神経障害性疼痛には効果がなく、代わりに抗うつ薬、抗てんかん薬、パッチ、クリームなどが使用されることがあります。

また、物理療法、心理療法、神経刺激療法など、薬物療法以外の治療法も効果的な場合があります。神経障害性疼痛は個々の状況によりますので、専門的な医療アドバイスを受けることをお勧めします。

当院には多様な専門分野を持つ医師が在籍しております。患者様のお悩みに合わせた医師のご紹介や、手術・入院が必要な場合には他の医療機関へのご紹介も行っております。お気軽にご相談ください。