2023/08/30
基調講演の座長として参加し、東海大学 脳神経内科の中山平先生と水間敦士先生の講演を拝聴し、質疑応答をさせて頂きました。その後、東海大学 脳神経内科 教授の永田栄一郎先生の座長の元、昭和大学藤が丘病院 脳神経内科 准教授の馬場泰彦先生の特別講演があり、パーキンソン病の最先端治療と今後の展望について学ばせて頂きました。最後に役割者全員で意見交換もでき、非常に勉強になりました。
パーキンソン病は中枢神経系の疾患で、手足の震え、筋肉の硬直、動作の遅延などの症状が特徴です。この病気の主な原因は、脳内のドーパミンという神経伝達物質の減少によるものです。ドーパミンが不足すると、身体の動きをコントロールすることが難しくなります。
その結果、患者さんは日常生活において様々な困難を経験することとなります。現在の科学的知見によれば、遺伝や環境要因、加齢などが病気の発症リスクを高める要因として考えられています。早期発見と適切な治療が進行を緩和する鍵となります。
当院でもパーキンソン病に関する診療を行っております。患者様のニーズに応じたきめ細やかなケアを目指しています。お悩みや疑問、お気軽にご相談ください。
