2024/05/23
東京都町田市で開催され、現地参加しました。相模原市で大変ご活躍中の脳神経外科医である二人の先生と御一緒させて頂きました（にしもと脳神経外科クリニック 院長 西本英明先生、くろだ脳神経クリニック 院長 黒田博紀先生）。
主に片頭痛治療の急性期治療において、頭痛診療ガイドラインでは、頭痛の障害の程度に応じたStratified Care（層化治療）が推奨されています。重症例にはトリプタンやジタン系薬剤が第一選択となっています。
同世代の先生方と最先端の治療に関して、活発な意見交換をさせて頂き、貴重な時間を過ごすことが出来ました。
＜トリプタン系薬剤とは＞
トリプタン系薬剤
トリプタン系薬剤は、片頭痛発作時に頓服で使用するお薬です。片頭痛の発作を抑制するために用いられ、血管の収縮を促し、炎症を抑えることで頭痛を軽減します。
代表的なトリプタン系薬剤には以下のものがあります。
スマトリプタン（イミグラン）
ゾルミトリプタン（ゾーミッグ）
リザトリプタン（マクサルト）
エレトリプタン（レルパックス）
ナラトリプタン（アマージ）
頭痛が出てから早期に飲むことで、頭痛が悪化するのを抑える効果があります。
ご紹介したお薬のほかにも、当院では患者様それぞれのご症状や頭痛の重症度に応じて処方内容や治療法のご提案を行っております。まずは正しい診断を受け、ご自身の頭痛の種類や原因を探ることが大切です。
当院ではMRI2台、CT１台を完備しており、ご受診当日の検査も可能です。インターネットからのご予約もできますのでご都合に合わせてぜひご受診をご検討ください。
