頭痛治療を考える〜最新の頭痛診療を学ぶ〜に参加しました。

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福岡市で開催され現地参加しました。九州大学脳神経内科OBの先生方が多く参加され、非常に懐かしい気持ちになりました。のむら内科・神経内科クリニック(福岡市博多区) 院長 野村拓夫先生の座長で、かしい駅前内科・脳神経クリニック(福岡市東区)理事長 吉村怜先生の講演を拝聴しました。九州・全国の頭痛診療を牽引し続けている、おそえがわ脳神経内科 院長 小副川学先生に座長をして頂きました。

本会に参加させて頂き、最先端の頭痛診療の意見交換ができました。WEBでも多くの先生に参加して頂き、大変盛会となりました。

<梅雨と頭痛の関係>

梅雨の時期には、湿度が高く、気温も比較的高くなりがちです。また、気圧の変動が頻繁に起こるため、多くの人々が緊張型頭痛や片頭痛を経験します。今回は梅雨と緊張型頭痛・片頭痛の関係、そして対策について詳しく説明します。

気圧の変動と頭痛の関係

1.気圧の変動による影響

気圧の変動は、頭痛や片頭痛の引き金となることがあります。気圧が低下すると、体内の圧力とのバランスが崩れ、頭部の血管が膨張しやすくなります。この血管の拡張が神経を刺激し、痛みを引き起こします。

2.低気圧と体内の反応

低気圧の際、体は酸素不足を感じやすくなり、これがさらに血管の拡張を促進します。また、低気圧によって自律神経が乱れ、ストレスが増加することも頭痛の原因となります。

湿度と頭痛の関係

1.高湿度の影響

梅雨の時期は湿度が非常に高くなります。高湿度の環境では、体温調節がうまくいかず、体が冷えやすくなります。この体の冷えが筋肉の緊張を引き起こし、緊張性頭痛を誘発することがあります。

2.脱水症状

湿度が高いと、汗をかきやすくなり、体内の水分が失われやすくなります。脱水症状になると、血液が濃縮され、血流が悪くなります。これが頭痛や片頭痛の原因となります。

梅雨時の対策

1.気圧変動への対策

規則正しい生活: 睡眠を十分に取り、規則正しい生活を送ることで自律神経のバランスを保ちます。

リラクゼーション: ストレスを減らすために、リラクゼーションや瞑想を行い、神経の緊張をほぐします。

2.湿度対策

水分補給: 脱水を防ぐために、こまめに水分を補給します。

室内環境の調整: 室内の湿度を適切に保つために、除湿器を使用します。また、エアコンを適切に使用し、室温を快適に保ちます。

3.食事と栄養

バランスの取れた食事: 栄養バランスの取れた食事を心がけ、ビタミンやミネラルを十分に摂取します。

カフェインの制限: カフェインは血管を収縮させるため、頭痛の緩和に一時的に効果がありますが、過剰摂取は避けます。

医療機関の受診も検討しましょう

梅雨の時期に頭痛や片頭痛が頻発する場合は、医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けることが重要です。

梅雨の時期における気圧や湿度の変動は、頭痛や片頭痛の原因となりますが、適切な対策を講じることで症状を軽減することが可能です。

当院は事前WEB問診をご活用いただくことで、ご受診の際の受付をスムーズに進めることができます。予約が満枠でも当日にふらっと受診し、待ち時間には近くのお店で買い物やお食事をしていただくことも可能です。

平日は20時まで、土曜日は17時まで、日曜日は12時まで初診受付をしておりますので、ぜひ一度ご受診にいらしてください。