第121回 筑紫地区薬剤師勉強会WEB例会に参加しました。

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福岡県と神奈川県をWEBでつなぎ、リモートで参加しました。100名以上の薬剤師の先生の参加がありました。福岡大学筑紫病院 薬剤部 教授 今給黎修 先生に座長をして頂き、片頭痛急性期治療に関して講演させて頂きました。その後、いつも大変お世話になっている春日市の池田脳神経外科 院長 池田耕一先生に片頭痛全般に関する、講演を拝聴しました。非常に勉強になりました。

頭痛診療においてチーム医療は必須です。医師のみならず、医師以外の他職種のスタッフとともに連携して、診療を進めていくことが頭痛の診療ガイドラインでも重要視されています。今回のような薬剤師の先生との交流・意見交換は貴重で、大変良い機会になりました。自分自身も勉強させて頂くことができ、充実した勉強会になりました。

片頭痛になりやすい人の特徴

遺伝的要因

片頭痛は遺伝的な要因が強く、片頭痛の家族歴がある人はリスクが高くなります。

性別

女性は男性に比べて片頭痛になりやすく、特にホルモンの変動が関係しています。月経周期や妊娠、更年期などが影響することが多いです。

年齢

片頭痛は10代から40代の間に初めて発症することが多く、特に思春期や若年成人期に多く見られます。

生活習慣

不規則な睡眠、ストレス、過度のカフェイン摂取、アルコールの消費などは片頭痛を引き起こす可能性があります。

食事

チョコレート、赤ワイン、チーズ、加工食品など特定の食品や添加物が片頭痛を引き起こすことがあります。

環境要因

強い光、騒音、特定の匂い、天候の変化(例えば気圧の変動)などが片頭痛のトリガーとなることがあります。

ホルモンの変動

女性に多いホルモンの変動(例:月経周期、ピルの使用、妊娠、更年期)が片頭痛に影響を与えることがあります。

健康状態

他の健康問題(例:うつ病、不安障害、肥満、睡眠障害)が片頭痛のリスクを高めることがあります。

専門的な医療ケアの重要性

片頭痛は多くの人々の生活に深刻な影響を与える慢性的な問題です。痛みの強さや頻度が増すと、日常生活や仕事、家族との時間にも支障をきたすことが多くなります。しかし、適切な治療と管理を行うことで、片頭痛の症状を和らげ、生活の質を大きく向上させることが可能です。

以下のような症状や状況に心当たりがある方は、ぜひ専門の医療機関を受診してください。

頻繁な片頭痛の発生

頻繁に片頭痛が起こり、日常生活に支障をきたしている場合、医療の専門家が適切な治療プランを提供します。

市販薬が効果を発揮しない

市販薬を試しても効果がない、または副作用が強く感じられる場合、医療機関での処方薬や専門的な治療が必要です。

症状の悪化や変化

症状が悪化している、または新しい症状が現れた場合、速やかな医療相談が重要です。早期の診断と治療が、より効果的な管理に繋がります。

日常生活への影響

頭痛が仕事や家庭生活に大きな影響を与えている場合、専門的なケアを受けることで、症状を軽減し、より良い生活を取り戻すことが可能です。

片頭痛に苦しむ時間を減らし、より充実した日々を過ごすために、今こそ専門の医療機関での診療をお勧めします。一人で悩まず、プロフェッショナルの手を借りて、快適な生活を取り戻しましょう。

医療の専門家があなたの健康と日々の快適さを全力でサポートいたします。

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