2024/07/17
新横浜で開催されました。北海道から関東までの、東日本の頭痛診療に関わる先生方に参加を賜りました。帝京大学溝口病院 准教授 平井利明先生に座長をして頂き、患者満足度を考慮した片頭痛診療の講演をさせて頂きました。
その後、聖マリアンナ医科大学 教授 秋山久尚先生の講演を拝聴しました。
片頭痛診療に関して、毎回ながら非常に勉強になる内容で非常に感銘を受けました。しんゆり脳神経外科クリニック 院長 竹本安範先生と大倉山脳神経外科クリニック 院長 矢崎弘人先生とも意見交換ができ非常に有意義な会となりました。
目次
<片頭痛の患者さまによくある症状や悩み>
激しい痛み
片頭痛は激しい頭痛を伴い、日常生活に大きな支障をきたします。痛みが強く、仕事や家事、社会活動が困難になることが多いです。
吐き気や嘔吐
片頭痛発作中に吐き気や嘔吐を伴うことがあり、これがさらに苦痛を増す原因となります。
光や音に対する過敏症
光や音に対して非常に敏感になり、明るい場所や騒がしい場所にいることが難しくなります。このため、暗い静かな場所で休まなければならないことが多いです。
視覚障害(オーラ)
一部の患者は片頭痛の前兆として視覚的な障害(オーラ)を経験します。これには、視界に閃光やジグザグ模様が現れることがあります。
疲労感と集中力の低下
片頭痛の発作後には強い疲労感が残り、数日間集中力が低下することがあります。これにより、日常業務や学業に支障をきたすことがあります。
頻度の問題
発作の頻度が高い場合、生活の質が大幅に低下し、常に次の発作への不安を感じることがあります。
治療の難しさ
片頭痛の治療は個々の患者によって効果が異なり、効果的な治療法を見つけるまでに時間がかかることが多いです。また、薬の副作用も悩みの一つです。
生活習慣の制限
食事、睡眠、運動などの生活習慣が片頭痛の引き金になることがあり、日常生活の中で制約を受けることもあります。
心理的な影響
慢性的な痛みと不安が心理的なストレスを引き起こし、うつ病や不安障害を伴うことがあります。
社会的な理解不足
周囲の人々が片頭痛の深刻さを理解していないことが多く、支援や理解を得ることが難しい場合があります。
日常生活に支障をきたす片頭痛、そのつらさは経験のない方にはなかなか理解されないものです。これらの悩みに対して、適切な医療機関での診断と治療、そして日常生活における自己管理が重要です。
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