神奈川県央・県西認知症医療連携講演会に参加しました。

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神奈川県央・県西認知症医療連携講演会に参加しました。湘南厚木病院 院長 森貴久先生(小生が9年間勤務した湘南鎌倉総合病院時代の恩師)のOpening Remarksの後、湘南厚木病院 放射線科 山室博先生のアミロイドPETに関する講演の座長をさせて頂きました。特に認知症に関する画像診断(特にPET検査)の勉強になりました。厚木市立病院 院長 長谷川節先生の座長で、神奈川リハビリテーション病院 脳神経センター長 瀧澤俊也先生(小生が3年間勤務した東海大学時代の恩師)の特別講演を拝聴しました。認知症の診断と治療と連携について、最先端のデータを含めた講演で、しっかりと勉強させて頂きました。最後に森貴久先生と神奈川中央病院 院長 能登雅明先生の司会でディスカッションを行い、発言をさせて頂きました。顔の見える、非常に素晴らしい講演会でした。ディスカッション終了後に記念写真を撮影しました。認知症診療ではクリニック、総合病院、大学との連携が非常に重要だと再認識しました。

<アミロイドPET検査について>

アミロイドPET検査は、脳内に蓄積した「アミロイドβ」というタンパク質を可視化するための検査で、認知症の原因がアルツハイマー病かどうかを、より正確に診断できる検査です。アルツハイマー型認知症の発症には、脳内にアミロイドβというタンパク質の蓄積が関わっていると考えられています。アミロイドβが神経細胞の周りに蓄積すると、細胞の働きが悪くなり、結果として認知機能が低下していきます。

当院では、関連医療機関様との連携を積極的に行い、アミロイドPET検査を含む検査技術を通じて、より正確で迅速な認知症診断と治療を行っています。

ご家族やご自身の物忘れや認知症について不安に感じることがありましたら、どんな些細なことでも構いません。どうぞお気軽にご相談ください。