第40回日本脳神経血管内治療学会総会に参加しました。

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第40回日本脳神経血管内治療学会総会に参加しました。熊本県熊本市で開催され現地参加しました。11/20水曜日に日本脳神経血管内治療学会共催の第4回経橈骨動脈脳神経血管内治療技術研修会(代表世話人 小林脳神経外科病院・信州大学 小山淳一先生)に参加させて頂きました。脳神経血管内治療での橈骨動脈アプローチが非常に増加しています。血管内治療の有効性と安全性と担保する上で、このような形で知識と技術のブラッシュアップする機会が増えることを期待します。詳細と当日写真は後日UPします。

<脳神経血管内治療における橈骨動脈アプローチとは>

脳神経血管内治療で使用される橈骨動脈アプローチとは、手首にある“橈骨動脈(とうこつどうみゃく)”からカテーテルを挿入し、脳や脊髄の血管まで進めて治療を行う方法です。

従来は“大腿動脈(太ももの付け根)”からカテーテルを挿入する方法が一般的でしたが、橈骨動脈アプローチは以下のようなメリットから注目されています。

橈骨動脈アプローチのメリット

・患者様の負担が少ない

手首を使用するため、治療後に体を長時間動かせないような制限が少なく、日常生活に早く戻りやすいです。

・合併症のリスクが低い

大腿動脈と比べて出血や血腫(血液がたまること)のリスクが少なく、安全性が高いとされています。

・患者様にとって快適

手首の治療部位は圧迫止血が容易なため、処置後の管理が簡単で快適です。

・高齢者や血管の細い方でも適応可能

最新の細いカテーテル技術により、幅広い患者様に適用可能な場合が多いです。

当院では、専門性の高い医師による診察や治療を受けていただけるよう、他医療機関の専門医との連携を積極的に行っています。

詳細については、「医師紹介」および「担当医表」をご参照ください。

専門医の診療日や診察内容につて情報を掲載しておりますので、ぜひご確認ください。