2024/11/24
認知症疾患医療センター市民公開講座「高めよう骨密度!予防しよう認知症!」に当院理事長 尾崎聡先生と参加しました。11月24日(日)14時~16時に海老名市役所で開催され、約100人の参加がありました。講師として、海老名市医師会副会長である山田博之先生(えびな整形外科院長)と当院で勤務している佐藤三奈子さん(えびな脳神経クリニック非常勤管理栄養士)・渋江拓郎さん(えびな脳神経クリニック作業療法士)に参加し講演して頂きました。海老名市医師会会長 高橋裕一郎先生(腎健クリニック理事長)にも参加し、さらにコメントも頂きました。皆様にとって非常に勉強になった会となりました。今後も定期的に市民公開講座を行いますので、HPなどで詳細な情報の確認をよろしくお願いします!
骨密度の低下と認知症は、高齢者で広く認められ、共通したメカニズムが介在すると考えられています。
<骨密度を高め、認知症を予防する方法>
骨密度を高めることは、認知症のリスクを減らすためにも役立ちます。以下の対策を日々の生活に取り入れてみましょう。
1.バランスのいい食事
・カルシウム(牛乳、チーズ、豆腐など)やビタミンD(魚、きのこ)を積極的に摂取しましょう。
・青魚やナッツに含まれるオメガ3脂肪酸や、野菜や果物に含まれる抗酸化物質も脳の健康をサポートします。
2.適度な運動
・ウォーキングや筋力トレーニングで骨を強く保つことは、認知機能の維持にも効果的です。
3.日光浴
・ビタミンDを生成するために、1日15~20分の日光浴を心がけましょう。
4.禁煙と適度な飲酒
・喫煙や過度の飲酒は骨密度と認知機能の両方に悪影響を及ぼします。
5.社会的交流と脳トレ
・友人や家族との交流、パズルや読書などで脳を活性化させることも重要です。
骨密度を守ることは、認知症予防のカギ!“『骨も脳も健康に!』”を合言葉に、健康的で充実した毎日を目指しましょう。ぜひ、ご家族や友人ともこの情報を共有し、予防に取り組んでみてください!