認知症サポート医意見交換会に参加しました。

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認知症の診断と治療について講演しました。日本は世界一の超高齢化社会であり、疫学的にも認知症患者は増える一方だと試算されています。2023年に認知症基本法が作成されました。認知症基本法の基本理念にあるように、皆が共生できる世の中になれれば非常に良いと思います。

当院は認知症疾患医療センター(連携型)に認定されています。

認知症疾患医療センターは、認知症の診断、治療、サポートを専門に行う医療施設です。認知症患者とその家族が必要とする包括的なサービスを提供します。

1. 専門的な診断と評価

専門的な医師: 認知症の診断と治療に精通した医師が在籍しています。

詳細な評価: 認知機能の詳細な評価を行い、患者様の状態を正確に把握します。

多職種のチーム: 医師のほかにも看護師、作業療法士、言語療法士などが協力して患者の評価を行います。

2. 包括的な治療プラン

個別の治療計画: 患者一人ひとりの状態に合わせた治療計画を立てます。

薬物療法: 必要に応じて、認知症の症状を軽減する薬物を処方します。

非薬物療法: 患者の認知機能を維持または改善するための様々なアプローチを提供します。

3. サポートと教育

家族へのサポート: 家族が認知症患者の世話をする際に必要な情報やサポートを提供します。

教育プログラム: 認知症についての知識を深めるための教育プログラムを提供します。

4. 研究と開発

最新の治療法: 最新の研究成果に基づいた治療法を提供することがあります。

5. 地域社会との連携

地域社会との連携: 地域社会のリソースと連携し、患者とその家族が必要なサービスを受けられるようにサポートします。

認知症疾患医療センターは、専門的な知識と経験を持つスタッフによる包括的なケアを提供することで、認知症患者様とそのご家族の生活の質を向上させることを目指しています。

その取り組みの一環として、11/12(日)には認知症をテーマにした「オレンジカフェ」を開催いたします。無料で参加できますのでぜひ奮ってご参加ください!