Migraine Web Conference in 町田に参加しました。

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今回は東京都町田市に行き講演して来ました。脳神経まちだクリニック 糟谷英俊先生の座長をして頂き、講演をさせて頂きました。講演後、すずき脳神経外科クリニック 鈴木伸一先生の座長でディスカッションが始まり、意見交換・ディスカッションを行いました。

糟谷先生は東京女子医科大学 脳神経外科、鈴木先生は横浜市立大学 脳神経外科の同門の先生で、両先生ともに共通の知り合いの先生も多く、非常に驚きました。この度は、Webではなく直接町田に伺い、非常に有意義な時間を共有でき大変良かったと感じました。

<頭痛時にご自身でできる対処法>

頭痛にお悩みの方は根本治療のためには、まず医療機関のご受診をお勧めいたしますが、頭痛時にご自身でもできる対処法は以下です。

片頭痛の場合

  • 頭の片側または両側にズキンと強い痛みが起こる「片頭痛」の場合は冷やすことで痛みが軽減されることがあります。こめかみの脈打つ部分を冷却シートや氷水などで冷やしてみましょう。
  • また、からだを動かすことで痛みが助長されるため、光や音などの刺激を避け、安静に過ごすと良いでしょう。
  • カフェインを含むコーヒーなどを接種すると、一時的に痛みが緩和されることもあります。

緊張型頭痛の場合

  • 頭全体が締め付けられるような痛みが出ることが多い「緊張型頭痛」では、血行が悪くなることで起こる場合が多いので、温めたり体を動かしたりすることで痛みの緩和が期待できます。お風呂に浸かって温めたり、肩や首に蒸しタオルを当てて温めたりするのもおすすめです。
  • 頭や首周りのマッサージやストレッチをして血流をよくすると良いでしょう。

共通してできる対処法や予防法

  • 深呼吸、瞑想、ヨガ、または軽い運動などのリラクゼーション技術を実践することで、ストレスを減少させ、頭痛を和らげることができます。
  • 睡眠不足は頭痛の一般的な原因です。規則正しい睡眠パターンを確立し、毎晩7~9時間の睡眠を目指すことが大切です。
  • 特定の食品が頭痛のトリガーになることがあります。チョコレート、熟成チーズ、ナトリウムが高い食品、加工食品、アルコールなどが頭痛の原因となることがありますので、これらの摂取を控えることが有効です。

これらの方法が効果を示さない場合や頭痛が頻繁に発生する場合は、医療機関に相談することをお勧めします。

当院ではお薬の処方や生活習慣の指導はもちろん、新しい治療の選択肢として注射薬の取り扱いもございます。頭痛の原因は多岐にわたり、治療の効果にも個人差があるため、医師による適切な診断と治療を受けることが非常に重要です。