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シェラトン都ホテル東京で開催されました。日本頭痛学会代表理事 竹島多賀夫先生を筆頭に、立岡神経内科 立岡良久先生、富永病院 團野大介先生、おおば脳神経外科・頭痛クリニック 大場さとみ先生、慶應大学 滝沢翼先生と全国トップレベルの先生と御一緒させて頂きました。尊敬する立岡先生に座長をして頂き、片頭痛の急性期治療に関する講演をさせて頂きました。約300名の全国からの現地参加者があり、熱気にあふれた会場で講演することが出来ました。

講演会終了後の情報交換会で、全国より参加された先生方と近況や診療などを含め多くのことに関して話しをすることができ、非常に充実した日曜日となりました。

頭痛の種類

「片頭痛」という言葉を一度は耳にしたことがある方がほとんどでしょう。しかし、片頭痛の具体的な症状はお分かりになるでしょうか?

「頭痛」が続くけど市販の頭痛薬を飲めば治まるから「片頭痛」だろう。

そう思い込んでしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

いわゆる「頭痛持ち」の方の頭痛には片頭痛・群発頭痛・緊張型頭痛と、実は種類があります。今回はそれぞれの特徴をご紹介します。

  

片頭痛

・頭の片側や両側がズキズキガンガン。

・吐き気を伴うような頭痛が一定の期間をおいて繰り返す。

・月に1~2回、多いときには週に2~3回発作的に強い頭痛が起きる。

・脈打つような痛みで、体を動かすと痛みがひどくなる。

・悪心・嘔吐をともなったり、音や光に敏感になったりする。

・20~40代の女性に極めて多く見られる。

 

群発頭痛

・「目の奥をえぐられるような」・「柱に頭をぶつけたくなるような」と形容されるような激しい痛みが、片側の目の奥に起こる。

・涙が出て、目が充血し、鼻水がでるなどの症状を伴います。

・多くの場合、年に1~2回、期間は1~2ヶ月、毎日のように激しい頭痛が繰り返し起こる。

 

緊張型頭痛

・肩や首すじのこりとともに、頭が締め付けられるような痛み。

・毎日のようにおこる頭痛ですが、それほど強い痛みではなく、仕事や日常生活ができなくなるようなことはまずありません。

・精神的、肉体的、どちらのストレスも引き金となり、多くの場合「頭に輪をはめてしめつけられるような」と表現される頭痛が起こる。

片頭痛だと思っていたけど、専門医の診察を受けてみたら実際には緊張型頭痛だったという患者様も多くいらっしゃいます。

ますは正しい診断を受け、病名に応じた適切な治療・対処を行うことが非常に大切です。

長年頭痛に悩んできたが、一度も病院にかかったことが無いという方は特にぜひ一度受診いただくことをお勧めいたします。