医薬品卸大手のスズケンのスタッフ様向けの勉強会に演者として参加させて頂きました。

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主に最新の神経疾患と高血圧に関する診療に関して講演をさせて頂きました。高血圧の患者は、日本全国民の約1/4である3000万人いると推定されています。

普段、我々が処方する薬剤の物流・流通において医薬品卸企業が担当して頂いています。医療界において大変重要な責務を担っていますが、そのような企業のスタッフとの質疑応答も複数あり、大変良い講演会になりました。今回の共同企画をして頂いた協和キリン株式会社を含めた関係各位に感謝申し上げます。

<高血圧>

高血圧は日本において非常に一般的な健康問題です。心血管疾患のリスクを高めるだけでなく、生活の質にも大きな影響を与える可能性があります。

高血圧が生活に与える影響

疲労感

高血圧は体全体の血流を悪化させ、酸素や栄養の供給が不十分になることから、疲労感を引き起こすことがあります。

頭痛やめまい

血圧が高い状態が続くと、頭痛やめまいが頻繁に起こることがあり、日常生活における活動が制限されることがあります。

睡眠の質の低下

高血圧は睡眠時無呼吸症候群と関連しており、質の良い睡眠を得ることが難しくなることがあります。これにより、日中の集中力や気分に悪影響が及びます。

ストレスと不安

高血圧そのものがストレスや不安を引き起こす要因となり、心身のバランスを崩すことがあります。

日常活動の制限

高血圧の管理には、適切な食事や定期的な運動、薬物療法が必要であり、これらの生活習慣の変化がストレスとなる場合があります。また、重篤な場合には日常活動が制限されることもあります。

合併症のリスク

高血圧が放置されると、心臓病、脳卒中、腎臓病などの深刻な合併症を引き起こすリスクが高まり、これらの合併症はさらに生活の質を低下させます。

高血圧は脳卒中の最大のリスク要因の一つでもあります。早期発見と適切な管理が重要であり、日常生活における健康管理が不可欠です。

適切な治療と生活習慣の改善を通じて、高血圧のリスクを減らすことが求められています。定期的な健康診断を受けたり家庭での血圧測定を行ったり、かかりつけ医をあらかじめ見つけておきましょう。

当院では各種健康診断を実施しております。以下のページをご参照のうえ、ご希望の方はご予約制になりますので、お電話にてお問い合わせください。